こんにちは、大阪のWebマーケティング会社モンゴロイドのデジマクンです。
みなさんは、ランチや会食のお店や訪問先の会社などを調べる際に、Googleマップで検索したことはありますか？
Googleマップで検索すると、検索結果の最上部に広告が表示されることがあります。
これを「ローカル検索広告」といいます。
「ローカル検索広告ってなに？」
「どうやってGoogleマップに広告を出すの？」
「Googleマップに広告を出して効果はあるの？」
様々な疑問があると思います。
今回は、ローカル検索広告について、設定の仕方や効果などを紹介したいと思います。
ローカル検索広告とは
今、自分がいる場所の近くにおいしいお店はないかな？と思いGoogleマップで検索したことはありませんか？
「居酒屋」「新宿 ラーメン」など、検索するとGoogleマップでお店の一覧が出てきます。
これをWeb界隈では「ローカル検索」と言っています。
PCでもスマートフォンでもどちらでも表示されます。
ローカル検索広告とは、Googleマップであるキーワードで検索された際に、リストの一番上に出てくる広告のことです。
ローカル検索広告のメリットや課金方法はどのようなものがあるのかを見ていきましょう！
ローカル検索広告のメリット
ローカル検索広告のメリットは実店舗への来店や予約、問い合わせなどを増やすことができる点です。
Googleマップで検索しているユーザーに見られる位置に広告が表示されるため、効果が期待できます。
では、どのようなメリットがあるのかを詳細に見ていきましょう
- 来店客数の増加
- Googleマップで検索した際に、最上部に表示されていると、よりユーザーが目にする機会が増えます。
また、同時に場所や評価なども表示されるので、ユーザーの求めるものと合致すれば、来店客数増加への効果が期待できます。 - 問い合わせ数の増加
- Googleマップで「居酒屋」「マッサージ」と検索すると、お店のリストのところに電話番号やWebサイトのリンクが表示されます。
お店の情報を見たユーザーがWebサイトを見たり、電話をかけたりするので、問い合わせをする行動につながりやすくなります。 - 詳細情報の表示
- ローカル検索広告はお店の名前だけではなく、お店の情報がすべて表示されます。
場所や口コミ評価数、Webサイトや予約のリンクなども表示されます。
それだけではなく、営業時間やイートインができるのか、デリバリーに対応しているのかが一目でわかるので、ユーザーが次のアクションを起こしやすくなります。
ローカル検索広告の課金方法
ローカル検索広告の課金方法はクリック課金です。
下記の情報がクリックされたときに課金されます。
- 場所の詳細を取得
- ルート検索
- 電話番号（スマホのみ）
- ウェブサイト
広告を始めるにあたりに必要なもの
お店を探しているユーザーを誘導する効果のあるローカル検索広告を設定する場合には、どのようなものが必要なのかを見ていこうと思います。
ローカル検索広告を使う際に必要となるものは、次の2つです。
- Googleマイビジネス
- Google広告アカウント
上記の2つを設定していれば、使うことができます。
Googleマイビジネスを初めて聞く方もいると思うので、どのようなものかを紹介します。
Googleマイビジネスとは
Googleマイビジネスとは、Googleマップ上やGoogleの検索結果に表示させる店舗情報を登録することができます。
店舗情報の登録は無料でできるので、利用することに損はありません。
Googleマイビジネスに店舗情報を登録することにより、住所や電話番号・営業時間や問い合わせなどユーザーのアクションにつながる情報を表示させることができます。
Googleマイビジネスの設定手順
トップページの「今すぐ開始」を選択すると、店舗名を入力する画面になります。
ビジネスの名前というところに、自社の店舗名や会社名を入力してください。
ナビゲーションに沿って登録すると、登録完了です。
ビジネスオーナーの確認
Googleマイビジネスに登録後、ビジネスオーナーの確認が必要となります。
Googleよりビジネスオーナーの確認のためのはがきが登録した住所に届きます。
はがきに書かれているコードを入力するとビジネスオーナーの確認は完了します。
ビジネスオーナーの確認が完了していないと、ローカル検索広告を出稿することができないので、注意が必要です。
Googleからのはがきは、Googleマイビジネスを登録して2週間ほどで届きます。
また、はがき以外で電話やメールでビジネスオーナーの確認ができる場合もあります。
ローカル検索広告を使う際には、GoogleマイビジネスとGoogle広告アカウントは同じものを使うと、広告を出稿するときに簡単に設定することができますよ。
ローカル検索広告の配信手順
では、ローカル検索広告の配信手順を紹介します。
GoogleマイビジネスとGoogle広告をリンクする
ローカル検索広告を配信する際に、GoogleマイビジネスとGoogle広告のアカウントをリンクする必要があります。
両方とも同じGoogleアカウントであれば、すでにリンクされているので、リンクする手順は省略できます。
GoogleマイビジネスとGoogle広告のアカウントが異なるときや、広告代理店に依頼するときは、GoogleマイビジネスでGoogle広告にリンクする必要があります。
Google広告の管理画面で設定
ローカル検索広告を使うには、Google広告で設定することができます。
設定するところは、広告と広告表示オプションの「広告表示オプション」です。
広告表示オプションは、Google広告を出稿する際、ユーザーに対して有益な情報を追加することができる機能です。
その一つにローカル検索広告があります。
「＋マーク」をクリックして、「住所表示オプション」を選択してください。
そうすると、Googleマイビジネスに登録した情報を出すことができます。
該当する店舗情報を選択して、完了すると設定完了です。
ローカル検索広告では広告を出稿すると、Googleマップに広告が表示されます。
Google広告と連動しているので、ローカル検索広告のみの出稿はできません。
クリック履歴の確認方法
ローカル検索広告でどれくらいのクリックがあるのかは、Google広告の管理画面で確認することができます。
例えば、キャンペーンのページでクリックの状況を確認したい場合は、キャンペーン名の上にある「分類」をクリックし、「クリックタイプ」を選択すると表示されます。
ローカル検索広告で、どこがクリックされたのか、どれくらいの効果があるかが一目でわかります。
まとめ
今回は、ローカル検索広告について紹介しました。
実は、Googleマップを利用しているユーザーは増えてきています。
ニールセンのデジタルコンテンツ視聴率のMonthly Totalレポートによると、2020年5月の地図・旅行情報カテゴリーの利用者ランキングによると、Googleマップの利用者は月間で4,717万人と一番多く、次いでNAVITIME(1,189万人)、Apple Maps(1,099万人）となっています。
月間で4000万人以上のユーザーが使っているGoogleマップで店舗情報は必ず検索するので、登録しておいて損はないですね。
店舗情報を登録していれば、詳細な情報も出すことができるので、店舗の認知度もあります。
ローカル検索広告について、何から設定していけば良いか、広告の出稿が難しい方はモンゴロイドまでお問い合わせください。
