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Googleの品質スコアって何なの?改善の方法と注意点を理解しよう!

みなさんこんにちは。
大阪のWebマーケティング会社モンゴロイドのデジマくんです。

Google広告を運用には欠かせない品質スコア。
言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。

しかし、それと同時に「品質スコアとは何?」「どうすればスコアを上げれるの?」とお悩みではありませんか?

そこで、この記事では品質スコアについて、品質スコアの確認方法や改善方法と合わせて詳しく解説していきます。

Google広告の品質スコアとは?

品質スコアとは、広告やキーワード・ページそのものの質を表すスコアです。

Googleによって1~10の10段階で自動的に評価され、10に近いほど高い評価が得られていることを表します。

品質スコアを決める要素

以下の3つによって決まります。

  • 推定クリック率
  • 広告の関連性
  • ランディングページの利便性

それぞれ解説しますね。

推定クリック率
広告の表示回数に対してのクリック数から算出される値です。

クリック率が高いほど品質スコアは高くなる傾向にあります。

クリック率が高いということは、ユーザーにマッチした広告であると判断されるため、Googleからの評価が高くなる傾向にあります。

広告の関連性
ユーザーが検索したキーワードと広告文がどれだけ関連しているか、ということから判断されます。

関連性が高いほどユーザーにマッチした広告であると判断されるため、品質スコアは高くなる傾向にあります。

ランディングページの利便性
ランディングページがユーザーにとって利便性が高いか、という視点から判断される要素です。

ランディングページにかかわる要素から総合的に判断され、広告文とページ内容の関連性が高いかどうか、ボタンの設置個所や問い合わせフォームなどのページ構造は適切かどうか、といったことが考慮されます。

このランディングページの利便性が高いほど、ユーザーにとって使いやすいページであるため、品質スコアは高くなる傾向にあります。

品質スコアの適正値

品質スコアは5~7が適正値です。
このスコアを取れていれば、Googleにある程度評価された広告であるといえます。

もし10を取れるなら、それに越したことはありませんが、品質スコアの全ての判定要素を完璧に満たす必要があるため、難易度は高いです。

そのため、5~7のスコアが取れていれば問題ありません。
なお、品質スコアが高いことには、以下の3つのメリットがあります。

  • 認知の拡大
  • コンバージョンの増加
  • 予算の削減

まず、認知の拡大ですが、これはインプレッション数の増加によるものです。
掲載順が上昇し、より多くのユーザーの目に触れるようになります。

また、コンバージョンの増加に関しては、先ほど同様、インプレッション数の増加に加えて、クリック率の増加やランディングページの利便性の向上もなされるため、コンバージョンの増加につながります。

そして、予算の削減ですが、こちらは広告の入札単価が低下するため、結果的に低予算での効率的な運用が可能になるのです。

広告ランクとの違い

品質スコアの他に、「広告ランク」というもの存在するのですが、この2つは混同しやすいので整理しておきます。

品質スコアとは、上記でも説明した通り、広告やキーワード・ページそのものの質を表す指標のことです。

対して、広告ランクとは、「品質スコア×入札単価+広告表示オプション」で決定される広告の掲載順位を決定する指標のことを指します。

この様に、品質スコアと広告ランクは根本的に違うものなので、混同しないように気を付けましょう。

Google広告の品質スコアの確認方法

品質スコアは以下の手順で確認できます。

まず、Google広告の管理画面ににログインしてください。
ログインすると、サイドナビに「キーワード」というメニューがあるのでそこをクリックします。

そこから、「表示項目」というボタンを選択肢「表示項目の変更」をクリックします。

「品質スコア」という項目が表示されるので、そこをクリックします。
すると以下の項目が表示されます。

後は、それぞれ参照したい項目をデータ表に追加すれば、品質スコアの確認が可能です。

Google広告の品質スコアの改善方法

では、最後に品質スコアの改善方法も見ていきます。
以下3つの対策が効果的です。

  1. クリック率の改善
  2. キーワードの見直し
  3. ランディングページの見直し

それぞれ解説していきます。

1. クリック率の改善

まずは、クリック率を改善しましょう。
広告に対するユーザーのクリック率が高いほど、品質スコアが上がりますので有効な手段になります。
具体的な方法ですが、以下の2つを行うと効果が見込めます。

  • 検索キーワードを広告文に入れる
  • 広告文を魅力的にする

まず、狙った検索キーワードは必ず広告文に盛り込むようにしましょう。
これが入っていないとそもそも表示されにくいですし、仮に表示されてもクリックをしてもらえません。
検索キーワードを広告文に盛り込むことで広告の表示回数やユーザーへの訴求力が上がり、クリック率が高くなります。

加えて、広告文を魅力的にすることも大事です。
ユーザーに「クリックしたい!」と思わせることができれば、それだけでクリック率が上がります。
具体的な方法ですが、以下が効果的ですので参考にしてみて下さい。

  • 数字を盛り込む(満足度90%など)
  • 限定する(期間限定、今だけ半額など)
  • 気を引く言葉を入れる(無料、衝撃、断言など)

2. キーワードの見直し

次に、キーワードの見直しも品質スコアの改善に有効な手段です。

具体的な見直し方法ですが、ユーザーの検索意図に合ったキーワードにのみ広告を表示させるようにしましょう。
表示される広告がユーザーの検索意図とずれていると、クリック率や広告の関連性の低下を招き、品質スコアが下がる原因になってしまいます。
この部分を改善することで、クリック率が上昇し広告の関連性も高まることで、品質スコアの上昇が期待できます。

3. ランディングページの見直し

最後に、ランディングページの見直しも品質スコアの改善に有効な手段です。

具体的にどう見直すかですが、ユーザーの検索意図にズレがなく、利便性の高いページを制作してください。
ユーザーの検索意図にマッチする内容のページを制作し、ボタンの配置や問い合わせフォームなどのデザインもユーザーにとって使いやすいものにしましょう。
加えて、ページの表示速度を上昇させることも利便性の向上には効果的です。
ユーザーの検索意図を満たし、利便性の高いランディングページの制作を心がけててみて下さい。

まとめ

上記の通り、Google広告の品質スコアの改善は、成果を上げるためにはとても重要な要素の一つです。
また、成果を出すためには、品質スコアの改善だけではなく、ユーザー目線の広告を作成することが何より大事です。
ぜひ、品質スコアの改善に加えてユーザー目線の広告を作成できるように頑張りましょう。

もし、広告改善のお手伝いが必要でしたら、弊社のお問い合わせページからお気軽にお問い合わせ下さい。
一人で改善に取り組むよりも成果を出しやすくなりますよ。