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【保存版】レスポンシブディスプレイ広告を徹底解説!

こんにちは!
Web広告プランナーの東です!

この記事を読んでいるWeb担当者で、運用型広告をお使いならディスプレイ広告を配信している方も多いと思います。
中でもGoogle広告には「レスポンシブディスプレイ広告」という機械学習をもとに広告見出しとバナーを自動的に組み合わせる広告フォーマットがあります。

自動でお任せということで、非常に便利で多くの広告主によって使われています。
ただ、実際の効果検証や改善の手を加えるのは人ですので、
今回はレスポンシブディスプレイ広告の基礎情報はもちろん、効果検証を行うためのコツや、活用方法をご紹介したいと思います!

レスポンシブディスプレイ広告とは

レスポンシブディスプレイ広告とは、掲載面によってサイズやレイアウトを自動調整してくれるタイプのディスプレイ広告です。
1つ広告を設定しておけば、すべてのサイズとフォーマットを網羅できます。

レスポンシブディスプレイ広告のメリット

高い表示回数・クリック率が見込まれる

レスポンシブディスプレイ広告では、すべてのサイズやフォーマット(テキスト、イメージ、ネイティブ)に変換可能なので、あらゆるユーザーへ訴求することが可能です。。

広告が自動で最適化される

複数のアセット(広告見出し、ロゴ、動画、画像)を登録しておけば、最適なアセットの組み合わせを自動で生成してくれます。

クリエイティブやデザインを効率化できる

従来の広告作りにおいては、バナーをデザインしたりテキストを作成する必要がありました。
しかしレスポンシブディスプレイ広告では、最適な組み合わせを自動で作成してくれるので、作業効率が向上します。

一つの画像で多様な配信面に掲載できる

レスポンシブディスプレイ広告については、画像を用意しておけばGoogleやYahoo!の媒体側が、画像サイズを自動的に変換し広告を掲載してくれます。
また、テキストと組み合わせて広告表示させることも可能なので、画像に入りきらないメッセージもテキストで伝えることが可能です。

レスポンシブディスプレイ広告のデメリット

審査落ちしやすい

広告の見出しが酷似していたり、3個以上の特定キーワードが使用されていると審査落ちする可能性があります。
また、レスポンシブディスプレイ広告では自動的にテキストを変更することがありますが、万が一審査に通ったとしてもそのままにしておくと効果の点から好ましくありません。適宜、改善・変更しておきましょう。

分析しづらい

分析しづらい(過程が見えない)というデメリットもあります。
最終的に複数登録している見出しの中で一番最適な組み合わせは分かりますが、その組み合わせごとのパフォーマンス数値はわかりません。
なので良かった点、悪かった点が把握しにくいです。そのため、次の施策に活かすのが難しい傾向にあります。

広告文で使用できる記号

記号 使用可否 備考
漢字、ひらがな、カタカナ 半角カタカナは不可
英数字 ①②、Ⅲ、ⅲなどは使用不可
、 。 , . などの句読点、カンマ、ピリオド 連続使用など不適切な使用は不可
! などの感嘆符 見出しには登録不可
? / ? などの疑問符 連続使用は不可
” “ ダブルコーテーション
‘ ‘ シングルコーテーション
語句や名詞を区切るために使用
% パーセント
& アンド記号
# シャープ、番号記号
/ スラッシュ
: コロン
( ) 括弧

[ ] 【 】「 」[ ]『 』≪ ≫《》 などの括弧
¥ 円マーク 半角は使用不可
・ 中黒(中点)
… 省略記号
〜 から
~,~ チルダ
® ™ 商標記号
⇒ → ← ↑ ↓ ×

出典:Google 広告で使用できる記号一覧

レスポンシブディスプレイ広告で成果を出すヒント

できるだけ多くのアセットを登録する

多様な広告見出し、説明文、画像をなるべく多く用意する

まずは、5つの画像、5つの広告見出し、5つの説明文を用意します。
レスポンシブディスプレイ広告で複数の広告見出しや説明文、画像を使用した場合、アセットが1組だけの広告と比較した場合、同じコンバージョン単価で平均して10%コンバージョン数が増加すると言われています。

説明文を長い広告見出しとは違うものにする

説明文や長い広告見出しは全体が表示されないケースがありますが、メッセージを重複させないことで、より多くの内容をユーザーに伝えることができます。

ロゴを含める

ロゴを含めることで、対象となる掲載枠の数が増加します。

動画の自動生成機能を利用する

追加した広告見出しや説明文、画像の組み合わせで動画広告を自動的に生成してくれます。
自動生成された動画広告はウェブやアプリなどのあらゆるプレースメントに表示されるため、広告のリーチを拡大することが可能です。
独自の動画コンテンツが既に追加されている場合は、自動生成された動画は広告に使用できません。

クリエイティブの効果検証をし続ける

ボリュームが大きい広告グループで複数のクリエイティブメッセージや画像をテストする

複数のバージョンを準備し、テストすることで最も効果的な要素を選び出し、改善につなげることができます。

以前の最適化で得られた教訓を活かす

今までにクリエイティブを最適化する経緯で獲得してきた知見は、新しいレスポンシブディスプレイ広告や標準イメージ広告でも同じように活用可能です。

数週間おきに新しいディスプレイ広告を作成する

レスポンシブディスプレイ広告を使用している場合は、成果が出ないクリエイティブアセットを新しいディスプレイ広告に置き換えます。
最初は優れたバナーも、時間が経てば効果は半減してきます。
広告をローテーションさせることで、ユーザーに飽きさせないようにします。

住所表示オプションやローカルカタログ広告を使用する

ディスプレイ広告のローカルフォーマットでは、ビジネスや商品に関するあらゆる情報が自動的にGoogleマイビジネスアカウントや商品から取得・蓄積されます。
店舗の営業時間や外観、店内の様子などを掲載して、実店舗への来店につなげることができます。

まとめ

レスポンシブディスプレイ広告は、設定したアセットのいろいろな組み合わせを自動で最適化してくれます。
また、複雑な画像とテキストの組み合わせの最適化を簡単に検証できるというのが大きなメリットです。
一方で、ユーザーの感情などを加味して、新しい画像やテキストを自動で生成することはできません。
レスポンシブディスプレイ広告は、人間が持つ創造性と、機械学習を組み合わせることで効果を発揮します。
Google広告をはじめとしたWeb広告での集客にお困りでしたらモンゴロイドへお気軽にご相談ください。