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フューチャーショップのcommerce creator|導入店舗の業種や売上データの傾向を解説

どうも!コマック山脇です!
皆さんはfutureshopの新機能、「commerce creator(コマースクリエイター)」をご存知でしょうか?
「commerce creator(コマースクリエイター)」は「futureshop(フューチャーショップ)」が2018年9月3日にリリースした最新のレンタルカートシステムです。

リリースから早1年、モンゴロイドでは「commerce creator(コマースクリエイター)」の制作案件が増えてきたので、実際に案件に携わった立場として「commerce creator(コマースクリエイター)」についてご説明をしたいと思います!

「commerce creator(コマースクリエイター)」の1年

どれくらいの店舗が「commerce creator(コマースクリエイター)」に切り替えたの?

「commerce creator(コマースクリエイター)」のリリースから1年、なんとこの一年間で571店舗が「commerce creator(コマースクリエイター)」への移行を完了しています。


出典:コマクリ誕生1周年!スペシャルコンテンツ

業種別でみると、571店舗のうち、アパレル・ファッションの店舗が38.9%と多くの割合をしめています。
これは「commerce creator(コマースクリエイター)」の新機能である、バリエーション画像登録が大きく影響していると考えています。


出典:コマクリ誕生1周年!スペシャルコンテンツ

※バリエーション画像登録とは?
商品の各バリエーションに画像を紐付けることで、カート周りの表現を大幅に改善できる機能です。
例えば、アパレル・ファッションや雑貨などのカラーバリエーションが多い商材の場合、視覚的にカラーや素材などがわかるため、お客様の使いやすさを改善できます。

出典:futureshop虎の巻「商品詳細」レイアウトのシステムパーツ

「commerce creator(コマースクリエイター)」に切り替えた店舗は売上が上がったの?

ECサイトで担当の皆様が最も気になるのは、売上だと思います。
「commerce creator(コマースクリエイター)」に切り替えただけで果たして売上はあがるのでしょうか?

……なんと!
「commerce creator(コマースクリエイター)」導入店舗の売上の成長率は従来のFutureshop2 を利用している店舗に比べ約10%高い、平均124.31%という結果が出ています。

出典:コマクリ誕生1周年!スペシャルコンテンツ

これは、カート画面以降のプロセスが5ステップから3ステップに短縮されたことや、先述のバリエーション画像機能登録、クロスデバイス対応でカート情報が90日間保持される機能などによって、よりお客様にとってスムーズに買い物ができるECサイトになった結果だと考えられます。

特に、レンタルカートの宿命として、カート以降の導線の改善が難しいことがあげられます。
ですが、「commerce creator(コマースクリエイター)」は標準仕様で優れた動線を実現することができます。つまり、EC運営担当者の望みをかなえたレンタルカートなのです。

「commerce creator(コマースクリエイター)」への切り替えって実際どうなの?

「commerce creator(コマースクリエイター)」に切り替えるのは大変?

「commerce creator(コマースクリエイター)」への切り替えは、実は簡単な作業ではありません
「パーツ」という「commerce creator(コマースクリエイター)」独自の機能を用いて、ECサイトを構築するため、ただただ同じ内容をそのまま移行するだけでも3ヶ月程度の構築期間をみていただきます。
更にほとんどのクライアント様が移行に際して、機能の追加、変更を希望されます。
どのような機能を追加、変更するのかにもよりますが、複雑な構築を行う場合、最長で6か月程度いただいた事例もございます。
というのも、「パーツ」を用いたサイトの構成はその後の運用工数にも大きく影響するため、サイト公開後の販促企画や更新頻度などを見据えて、先々の運用も含めて構成を考える必要があるためです。

結局「commerce creator(コマースクリエイター)」はおすすめなの?

はい。おすすめします。

もともとレンタルカートの中では大きな売上を目指す店舗に利用されていた「futureshop2(フューチャーショップ2)」でしたが、今回の「commerce creator(コマースクリエイター)」へのアップデートで、更に売上を作りやすいレンタルカートになったと感じています。

「レスポンシブデザイン」への対応及び「パーツ」機能により運用の効率化が進みます。また、バリエーション画像登録でお客様へのわかりやすさを、更にカート以降のステップ改善でお客様の利便性を高くしているため、CVRを改善しやすくなりました。

さらに、オムニチャネルに対応した「futureshop omni-channel(フューチャーショップ オムニチャネル)」への対応や、更に強化されたカートリカバリー機能など、”今”ECサイトにほしい機能がたくさん詰まっています。
ただし!「commerce creator(コマースクリエイター)」に切り替える際には、先々の運用方法や、ECサイト全体の戦略に基づいた構成が必要になります。

そんなこと言われてもいまいちわからない、やECサイトの戦略ってなに?という方。
ぜひコマック山脇にお声がけください!
まずは情熱のこもったヒアリング、次に冷静なデータ分析をさせていただきます。その上で、売上を上げていくための戦略を一緒に考えていきましょう!!

コマースクリエイターに興味があるけど、なかなか踏みきれない方はぜひ一度モンゴロイドにご相談ください!