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どこまで知ってる!?広告表示オプションのこと!コールアウト編

こんにちは。
大阪のWebマーケティング会社モンゴロイドのデジマクンです。
皆さんはGoogle広告を始めているけど、クリック率が低い、広告効果が実感できないといったことはありませんか?

有効な手段としては広告表示オプションを使うということです。
まだ、広告表示オプションを使ったことがないという方はかなり損をしているかもしれません。

Google広告には従来の広告文だけではなく、広告表示オプションという広告文とは別の情報を表示される機能があります。
広告表示オプションを使うことで、広告効果の向上につながりやすくなります。

今回は、数ある広告表示オプションの中でも、比較的設定しやすいコールアウト表示オプションについて紹介していきます。

広告表示オプションとは

広告表示オプションとは、Google広告やYahoo広告で使うことができる機能です。

従来の広告文のほかに、電話番号や追加のテキスト、サイト内のリンクを設定することができます。
業種によって使える機能が異なりますが、エンゲージメントの向上やコンバージョンの増加などの効果ができます。

広告表示オプションを使うことで、競合との差別化やユーザーに対してサービスのアピールをすることができます。
機能の追加は無料で行えるので、使わないと損ですね!

今回は、Google広告の広告表示オプションの中でも、追加テキストで訴求するコールアウト表示オプションについて紹介していきます!

コールアウト表示オプションとは

コールアウト表示オプションは、簡単に言うと広告文にキャッチフレーズや訴求ポイントなどのテキストを追加することができる機能です。

広告文とは別で表示されるため、広告文では伝えきれなかった内容などを短いテキストで追加することができます。

では、コールアウト表示オプションとほかの表示オプションとの違いは何があるのでしょうか?

コールアウト表示オプションと他の広告表示オプションとの違い

Google広告で使える広告表示オプションは次のものがあります。

  • サイトリンク表示オプション
  • コールアウト表示オプション
  • 構造化スニペット表示オプション
  • 電話番号表示オプション
  • リードフォーム表示オプション
  • 住所表示オプション
  • アフィリエイト表示オプション
  • 価格表示オプション
  • アプリリンク表示オプション
  • プロモーション表示オプション

コールアウト表示オプションとほかの広告表示オプションとの違いは、コールアウト表示オプションはには短いテキストを表示させるだけの機能がありますが、ほかの広告表示オプションにはページ内リンクや電話ができるなどの機能があります。

なので、コールアウト表示オプションは広告文だけでは表示できないキャンペーン情報や特典など、リンク先のページに何があるのかを表現できる機能と認識しておくと良いでしょう。

コールアウト表示オプションの設定方法

ではコールアウト表示オプションはどのように設定するのかを見ていきましょう。
コールアウト表示オプションはアカウント・キャンペーン・広告グループのいずれかに設定することができます。

アカウントの場合は、すべての広告文に反映。
キャンペーンに設定すると、そのキャンペーン内の広告文に反映。
広告グループに設定すると、その広告グループ内にコールアウト表示オプションが反映されます。

また、すべてで電話番号表示オプションを設定した場合の優先度は
アカウント<キャンペーン<広告グループ
となります。

どの範囲で表示させるかを決めてから、設定するのが良いでしょう。
ここからはアカウントに設定する方法を紹介します。

アカウント全体の画面で、「広告と広告表示オプション」を選択します。

次に、「広告表示オプション」を選択し、「プラスマーク」を選択してください。

広告表示オプションの一覧が表示されるので、この中から「コールアウト表示オプション」を選択します。

コールアウト表示オプションの設定画面に移動したら、該当する箇所にテキストを入稿すれば、設定完了です。

コールアウト表示オプションの入稿規定

コールアウト表示オプションの入稿規定について解説していきます。
あらかじめ知っておけば設定するときの時間短縮になります。

文字数 半角25文字以内または、全角12文字以内
設定数の上限 20個まで(最低の設定数は2個)
入稿できないテキスト ・不必要な句読点や記号
例)文頭に感嘆符や句読点、▶記号
・重複する表現は入稿NG
期間 コールアウト表示オプションの表示する期間を設定できる
曜日や時間帯 コールアウト表示オプションの表示する曜日や時間帯などのスケジュールを設定できる

コールアウト表示オプションは2個以上、最大20個まで設定することができます。
要件の詳細については、Google広告ポリシーヘルプ「コールアウト表示オプションの要件」を参考にしてください。

コールアウト表示オプションは、最低限2つのテキストがあれば、設定することができます。

コールアウト表示オプションの効率的な使い方

コールアウト表示オプションを効果的に使うには、どのような方法があるのでしょうか?
ここでは効果的な使い方をいくつか解説していきます。

  1. ちょっとうれしいお得なポイントをアピール
  2. 競合と比較して優位になる情報を入れる
  3. 数字を入れて具体的に表現する
  4. 他の広告表示オプションと組み合わせる
  5. 期間や表示する時間帯を設定する

一つずつ見ていきましょう!

1. ちょっとうれしいお得なポイントをアピール

あったらうれしいサービスやお得なポイントを表示させることで、クリック率の向上につながります。

例)送料無料・24時間対応・返金保証など

新しいサービスだけではなく、ユーザーにとって有益な情報や役立つ内容にすると、クリック数が増える傾向にあります。

2. 競合と比較して優位になる情報を入れる

競合他社との比較をしているユーザーに対して、自社の商品を選ぶべき理由を表示させることで、他社との差別化になります。

例)業界最安・ランキング1位・○○専門・○○賞受賞など

他社よりも優位になれるものをアピールすることで、クリック率の向上につながります。

3. 数字を入れて具体的に表現する

数字を入れることで内容に具体性が出てくるため、訴求力がアップします。

例)
「多くの人から評価を得ている」よりも「100人の方が納得」
「簡単に登録できる」よりも「1分で登録完了」
「駅チカ」よりも「駅から徒歩1分」
「すぐ届けます」よりも「30分以内に届けます」

数字を入れることでわかりやすく具体的になるため、ユーザーに興味を持ってもらいやすい傾向にあります。

4. 他の広告表示オプションと組み合わせる

コールアウト表示オプションだけではなく、ほかの広告表示オプションを使うことで、より効果的にクリック率を向上させることもできます。

例)
コールアウト表示オプションで24時間対応 → 電話番号表示オプションで電話番号を表示
コールアウト表示オプションで駅から徒歩1分 → 住所表示オプションで住所を表示
など

コールアウト表示オプションだけではなく、ほかの広告表示オプションを併用することで、ユーザーの興味を逃さずコンバージョンの向上につながる可能性があります。

5. 期間や表示する時間帯を設定する

コールアウト表示オプションはテキストを表示する期間や、時間帯を設定することができます。
キャンペーンの期間だけ表示させたり、営業時間外で表示させることもできます。

期間や時間帯を設定することで、クリック率の向上につながります。

まとめ

広告表示オプションも日々進化しているので、新しいものが加わったり、今まで使えていたものが変わったりしています。

自社のサービスに合わせて、最適な広告表示オプションを使うことで、クリック率の向上やコンバージョンの向上につながる可能性があります。

コールアウト表示オプションはテキストのみで簡単に設定できるので、試してみてはいかがでしょうか。

広告表示オプションの設定の仕方がわからなかったり、広告運用でお困りのことがありましたら、一度モンゴロイドへお問い合わせください。