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よくわかる!!プレースメントターゲティングの仕組みと活用方法

こんにちは。
大阪のWebマーケティング会社モンゴロイドのデジマクンです。

Google広告のディスプレイ広告はどのようなターゲティングを設定していますか?
広告効果を向上させるためには、ターゲティングの設定が不可欠です。

購買意欲の高いユーザーやアフィニティ、リターゲティングなどを活用していると思いますが、
他にもプレースメントターゲティングという機能があるのを知っていますか?

プレースメントターゲティングはとても便利で使いやすく、成果にもつながります。
今回は、プレースメントターゲティングのメリット・デメリットや設定方法などを紹介します。

プレースメントターゲティングとは

プレースメントターゲティングは、ディスプレイ広告を配信したいWebサイトやWebサイト内の特定のページ・動画・アプリなどを指定して広告を配信することができたり、逆に配信先から除外することができたりする機能です。

ディスプレイ広告や動画広告を使う際にプレースメントターゲティングを使うことができます。

プレースメントの設定には、自動と手動の2種類の設定方法があります。
それぞれの違いは次のとおりです。

自動プレースメント
トピックやキーワードを設定することで、Googleが自動的に関連性のあるプレースメントを選択し、広告を配信します。
手動プレースメント
WebサイトやWebサイト内の特定のページ、動画、アプリなどを自分で指定して、広告を配信することができます。

プレースメントを効果的に使うことで、広告効果の向上につながります。
では、プレースメントターゲティングにはどのようなメリット・デメリットが有るのでしょうか?

プレースメントターゲティングのメリット

プレースメントターゲティングには、次の2つのメリットがあります。

  1. 商材、サービスに関連性の高いプレースメントを指定できる
  2. 動画広告の配信でも使える

それぞれ解説していきます。

1. 商材、サービスに関連性の高いプレースメントを指定できる

自社で扱っている商材やサービスと相性の良いプレースメントがある場合やターゲットとなるユーザー像が明確になっているとき、プレースメントターゲティングを使うとコンバージョンに結びつきやすい特徴があります。

例えば、エアコンを販売している場合、どのようなプレースメントに配信すると効果が高いでしょうか?
ニュースサイトよりも何かを購入するサイトのほうが可能性は高いと思いますよね。
プレースメントの中に関連性の高いサイトを指定することで、コンバージョンに結びつけることができます。

2. 動画広告の配信でも使える

プレースメントターゲティングと聞くと、ディスプレイ広告のみと思われがちですが、動画広告でも使うことができます。
特にYouTube広告では、広告を配信するチャンネルや動画まで指定することができます。
商材と相性の良いプレースメントを見つけることができれば、広告効果の向上につながります。

プレースメントターゲティングのデメリット

プレースメントターゲティングには次のようなデメリットもあります。

  1. 広告の配信が停止されることがある
  2. 広告の配信量の予測ができない

それぞれ解説していきます。

1. 広告の配信が停止されることがある

広告の審査が落ちる以外で、広告の配信が停止されることがあります。
特にプレースメントターゲティングで広告の配信ができなくなった場合、次のような事が考えられます。

  • プレースメント(配信面)の撤去
  • Webサイト、アプリなどのサーバートラブル(404などの放置)
  • 特定の広告主に対する広告停止措置(サイト管理者によるもの)
  • Webサイトの削除、特定のアプリ機能停止、動画の削除

Webサイトの運営者が意図的にGoogleアドセンス(Googleディスプレイ広告の配信先になること)を抜けたり、サーバー管理ミスなどでサイト自体が表示できなくなったりするなどで、突然広告が配信できなくなる場合があります。
効率のよりプレースメントを見つけたとしても、いつ配信できなくなるかわからないので、1つだけに固執するのではなく、リスク分散も兼ねて、複数のプレースメントを見つけることが必要です。

2. 広告の配信量の予測ができない

プレースメントターゲティングでは、サイトごとの広告の配信量はわかりますが、実際にどれくらい広告が配信されるのか、事前に把握することが難しい状況です。
自動プレースメントの場合は、トピックやキーワードの関連性のあるプレースメントが自動で選択されるため、ある程度把握することができます。
手動プレースメントの場合は、広告を配信するまではどれくらい配信されるのかがわかりません。

そのため、入札単価を低くして設定することをおすすめします。

プレースメントターゲティングの設定方法

ここからはプレースメントターゲットの設定方法を紹介していきます。
プレースメントターゲットを利用して広告を配信する場合、専用のキャンペーンを作成する必要があります。
検索連動広告とは運用方法が異なるためです。

まずはじめに、ディスプレイ広告のキャンペーンを新規で作成します。
Google広告の管理画面に入り、キャンペーン管理のページで「+(プラス)ボタン」を押してください。

「新しいキャンペーンを作成」を選択します。

新規キャンペーンの制作画面になるので、次のように選択してください。
「目標を設定せずキャンペーンを作成」→「ディスプレイ」→「標準のディスプレイキャンペーン」
最後に、リンク先のURLを入力して、続行を押してください。

キャンペーンの詳細の登録ページに移動します。
キャンペーン名や1日の予算などを入力してください。

プレースメントターゲットを使うには、オーディエンスの中のコンテンツで設定します。

「コンテンツターゲット」を選択し「プレースメント」を選択してください。

そうするとプレースメントの設定画面になります。

プレースメントはURLやキーワードで指定することができます。

例えば、エアコンと入力するとWebサイトやYouTubeチャンネル、YouTube動画などどれくらいのプレースメントがあるがわかります。

この中からどれに広告を表示させるのかを設定します。
例えば、ウェブサイトを選択すると、広告が表示できるWebサイトのサイト名が表示されます。
広告を表示させたいサイトにチェックを入れて「完了」を押せば、設定完了です。

YouTubeチャンネルや動画でも広告を表示させたいときも、同様の手順で設定してください。

あとは、通常のキャンペーンと同様に広告グループと広告文を設定し、審査が通過したら広告が配信されます。

配信先の選定のコツ

ここからは、プレースメントターゲットを使う上で、プレースメントの設定のコツを紹介します。
よく考えずに設定すると全く効果が出ないことにもなりかねないので、注意してみてください。

プレースメントの選定のコツは次の4つあります。

  1. 広告の配信先から選定
  2. ターゲットから選定
  3. 検索結果の上位のサイトから選定
  4. ユーザーへのヒアリングから選定

1. 広告の配信先から選定

すでにディスプレイ広告を配信しているなら、キャンペーンのプレースメントから広告の配信先を確認することができます。
ディスプレイキャンペーンを選択し、「プレースメント」→「広告」が表示された場所をクリックすると、広告が配信されたウェブサイトのURLが表示されます。

配信結果から配信先を選ぶコツは、プレースメントの配信量に注目することです。
コンバージョンが発生しているプレースメントのみを指定して配信しようとすると、コストが上がってしまうことがあります。

そのため、最初はコンバージョンは発生していなくても関連性のあるプレースメントを選定することをおすすめします。

2. ターゲットから選定

ターゲットからメディアを選定する方法を紹介します。
販売したい商品やサービスをターゲットにアピールするため、ターゲットとなるユーザーがよく利用する可能性のあるメディアを指定することで、効果的な配信をすることができます。
狙っているターゲットがよく利用するメディアを選定する方法は次の通りです。

「パソコンと言えば〇〇」「アパレルといえば〇〇」などターゲット層のユーザーが容易に思い浮かべるメディアを選定する
ターゲット層のユーザーがSNSでよく発信しているメディアを選定する

ターゲットとなるユーザーが何を見ているのかを思い浮かべながら、探していくと効果的なプレースメントが見つかるでしょう。

3. 検索結果の上位のサイトから選定

検索を使ったサイトの選定方法を紹介します。
すでに検索連動広告を配信している場合、コンバージョンしているキーワードがある程度判明していると思います。
コンバージョンしているキーワードで検索して、検索結果の上位に表示されるWebサイトや動画に広告を配信する方法もあります。

検索連動広告でコンバージョンがまだない場合は、商材と関連性の高いキーワードを元に、関連キーワード取得ツールなどを使い、検索ボリュームの多いサジェストキーワードから、Webサイトや動画に見当をつけることも良いでしょう。

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関連キーワード取得ツールの一つのラッコキーワードでサジェストキーワードを取得することも良いでしょう。

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4. ユーザーへのヒアリングから選定

商品やサービスを利用しているユーザーに直接ヒアリングをすることができるなら、どのようなWebサイトを利用するか、どのような動画を見ているかをアンケートなどで収集し、該当するWebサイトや動画に広告を配信する方法もあります。

収集したWebサイトや動画の中で関連性の高いところに広告を配信することで、ターゲットとなるユーザーに商品やサービスをアピールすることができます。

まとめ

今回はプレースメントターゲットについて解説をしていきました。
Google広告で成果を上げるためにはより詳細な設定が必要となります。

プレースメントターゲットを使いこなすことができると、次の良い点があります。

  • 登録に手間はかかるものの相性の良いプレースメントを見つけると成果が見込めます。
  • 広告の配信先を選定するので、これまでと違ったユーザー層にアプローチできます。
  • 既存ターゲティングなどと組み合わせると、もっと効果の高い広告の運用ができます。

まだ、プレースメントターゲットを使ったことがない方はこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?

また、モンゴロイドではWeb広告の運用代行を行っております。

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