Webマーケティングの世界で生きていると、直帰率=悪という感じで語られることが多いゴリ。
目次 ▼
そもそも直帰率ってなに?
サイト全体の訪問数に対して、「1ページしか見なかったユーザー = 直帰したユーザー」の割合が直帰率ゴリ。
▼行動 > サイトコンテンツ > ランディングページ にて直帰率を確認
そんなモンゴにはパトロールの仕方を教えてしんぜようゴリ。
改善して効果が高そうなページを探すには、直帰率に加重ソートをかけてみる
まず、「直帰率」でソートするゴリ。

そんなんがいっぱい出てきて、そらせやろ……ってなるゴリね。
そこでもうひと操作するゴリ。
並べ替えの種類から「加重」を選んでみてほしいゴリ。
▼並べ替えの順序 > 加重 を選択
これで一気にパトロールしやすくなったゴリ。
ウホー!今すぐ改善したくなるゴリ!
デバイスやチャネルなど、セグメントを使って直帰率をみてみる
いわゆる「ドリルダウン」ゴリ。
▼セグメントを追加 > 「モバイル トラフィック」と「タブレットとPCのトラフィック」を選択
そこでもう一つドリルダウン。
今度は、このページのセグメントで「モバイル(=スマートフォン)」だけを残して、セカンダリディメンションで「デフォルトチャネルグループ」を選んでみると……

・探してた情報が載ってない
・思ってたのと違った
・ページは読んだけど次に見たい情報が見当たらなかった
といった問題を抱えている可能性があるゴリね。
直帰率が高い=悪なの?
例えば、
・会社概要のページ→取引先が確認したかっただけかも
・試験の合格発表のページ→結果が見たかっただけかも
・アクセス方法のページ→場所が知りたかっただけかも
こんな感じゴリ。
まとめ
そこからドリルダウンして、何が課題になっているのかを発見するのがおすすめゴリ。
せっかくの便利機能なので、上手に使いましょうゴリ。
ゴリラと一緒に考えるシリーズ
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#03 Googleアナリティクス|新規ユーザーと新規セッションの違い
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#04 Googleアナリティクスの使い方:初心者がチェックすべき5つのポイント
これからGoogleアナリティクスを使いたい人はもちろん、いつもつまみ食いで理解が十分じゃなかった…という人にも見てもらいたい!初心者がチェックすべきポイントを、ゴリラたちが考える。
#05 Googleアナリティクス|直帰率の分析は加重ソートからはじめると効果的
サイトの課題発見を簡単に行える便利機能「加重ソート(並べ替え)」とは?ケーススタディを通して、ゴリラたちが考える。
#06 Googleアナリティクス|直帰率と離脱率の違いって?
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#07 Googleアナリティクス|パラメータとチャネルについて
流入経路の分析に便利な、Googleアナリティクス用のパラメータ。URLに秘められた意味や使い方について、ゴリラたちが考える。
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#09 Googleアナリティクス:離脱率の意味と使い方
Googleアナリティクスを使った分析でよく耳にする離脱率。そもそもどういう意味だっけ?使うときは、どういう風に使えばいいんだっけ?という方に読んでもらいたい。今回はそんな「離脱率の意味と使い方」についてゴリラたちが考える。