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【YouTube広告】認知拡大から獲得まで!インストリーム広告の活用方法

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こんにちは!
Web広告プランナーの東です!

最近休日は家にこもってYouTubeを見ています。
YouTubeでは動画を見る前や見ている途中に広告が流れますが、いろんなものがありますよね。
気になって調べていた商品に関する広告や、自分の趣味に関係するような広告が流れてきます。

今日はそんな身近な、動画を見る前や見ている途中に流れる広告
インストリーム広告についてご紹介します!

このインストリーム広告を活用し、自社ビジネスの認知拡大や見込みユーザーの獲得を達成しましょう!

YouTubeインストリーム広告の概要

YouTubeを代表とする広告の1つであるインストリーム広告の概要について紹介します。

インストリーム広告の掲載箇所

インストリーム広告は動画の冒頭や途中に流れる動画広告です。
5秒経過すると広告がスキップ出来るようになっているのが特徴です。

インストリーム広告の掲載箇所

出典:動画広告フォーマットの概要

インストリーム広告の課金方法

課金される条件は30秒以上視聴されることです。
また、広告のリンク先に遷移するなど、ユーザーからのアクションがあった場合も課金されます。
※入札戦略が上限視聴単価の場合

ただ、5秒でスキップされた場合だと無課金です。
あくまで30秒以上の視聴で課金が発生します。

インストリーム広告の3つのメリット

最初の5秒は広告を見てもらえる

インストリーム広告は、スキップされるまでの5秒間は動画を見てもらうことが可能です。
スキップされても5秒以内にユーザーへ伝えたい情報が入っていれば、無課金でもブランドの認知拡大を図ることができます。

リーチできる層が広い

国内インターネットサービスで利用率の高いサービス3位にYouTubeがランクインしておりました。※2019年調べ
出典:TOPS OF 2019: DIGITAL IN JAPAN

YouTubeを利用している人は多く、年齢層も幅広いので、広いユーザー層にアプローチでき、認知などに優れているメリットがあります。
魅力的なクリエイティブを使用すれば、対象ユーザーに効果的なアプローチも可能です。

詳細なターゲティングが可能

インストリーム広告では、ユーザー属性(性別、年齢、世帯年収など)の他に、検索行動やGoogleアカウントに基づいてカテゴリ分けされている興味関心を使ったターゲティングもできます。
例えば、Google広告側で用意されている興味関心カテゴリで”美容”があります。
これを設定すると美容に興味関心がある検索行動をしているユーザーにターゲティングすることができます。
詳細なターゲティング設定を利用すれば、購入見込みのあるユーザーにアプローチができ、商品の認知だけではなく、コンバージョンも見込めます。

インストリーム広告の2つのデメリット

動画の制作に工数がかかる

5秒間絶対に見てもらえるというメリットはありますが、5秒間で魅力を伝える動画を作成するには、制作スキルが必要になります。
加えて、基本的にユーザーは早く動画を見たいため広告をスキップする傾向がありますが、
それを引き留め、関心を持たせるような構成の動画を作るのには多くの時間と制作スキルが要求されます。

ネガティブなイメージを与える可能性がある

インストリーム広告は動画の冒頭と途中に広告が流れるため、ユーザーからすると視聴したい動画の邪魔になり
企業などに対してマイナスなイメージを与えてしまう可能性があります。

インストリーム広告の視聴単価・視聴率の目安

インストリーム広告の平均視聴単価は大体2円~10円と言われております。
そして平均視聴率は20~50%で、クリック率は平均0.1%~0.2%ほどです。※業種により異なります。
またインストリーム広告では、表示回数・視聴回数・コンバージョン数を最大化させるような最適化配信も可能です。
適切な最適化配信を行い、平均以上の数値を維持できるように運用調整をしていきましょう。

【5ステップ】インストリーム広告の設定方法

インストリーム広告設定方法の手順を説明します。

①Google広告のログインしキャンペーンを作成します。
キャンペーン作成

②キャンペーンの目的を選択します。
キャンペーンの目的
※アプリのプロモーションのみ、キャンペーンで動画フォーマットが使用できませんのでご注意ください。

③「動画」を選択し、「続行」を選択します。
動画選択

④「カスタム動画キャンペーン」を選択し「続行」をタップすれば完了です。
カスタム動画キャンペーン

⑤その後、予算やターゲティングの設定を行います。この設定は他フォーマットと同じ内容になります。
設定

予算について適切な金額がどれくらいかわからないという方は、下記の予算について書いている記事をご覧ください!
YouTube広告の予算はどのくらい?YouTube広告の種類と費用、広告出稿までの流れを解説!

インストリーム広告で認知度拡大のための2ポイント

①5秒でスキップされる前提で動画を作成する

5秒でスキップされることを前提に動画を作るのがおすすめです。
5秒以内で伝えたい事を全て伝えるのは難しいとは思いますが、
認知拡大が目的であれば、企業名や商品名などを動画冒頭で流すというのも有効な方法です。

②最初の3秒でユーザーの心を掴む

5秒でスキップされない様にユーザーが動画を見たと主観に心を掴むのも有効な方法です。
例を挙げると

  • 冒頭でユーザーの悩みになど問いかけてみる
  • ストーリー性を持たせ、続きが気になるようにする
  • 興味を持つようなタイトルをつける
  • 効果的なBGMを使用する

などが有効です。

インストリーム広告でサイト流入・購入ユーザー獲得のための4つポイント

インストリーム広告で流入数と購入ユーザー獲得のためにCTAを積極的に設定していきましょう。
CTA(call-to-action)とは、クリックやその先のコンバージョンなど、ユーザーにアクションを取ってもらうためのボタンやフレーズのことです。
例えば、旅行サイトの予約がコンバージョンの場合、リンク先のボタンが「詳しくはこちら」などではなく、
「予約する」のほうが具体性が増します。
これによりユーザーが広告に対してアクションを起こす確率が高くなるということです。
インストリーム広告のCTAについて紹介します。

  1. 行動を促すフレーズ
  2. コンパニオンバナー
  3. 自動終了画面
  4. サイトリンク、リードフォーム

①行動を促すフレーズ

ユーザーに広告をクリックしてサイトにアクセスするように促すフレーズです。
インストリーム広告の作成中に [行動を促すフレーズ] というチェックボックスをオンにすれば、任意でフレーズを入力することができます。
その内容を「見積もり依頼」、「今すぐ予約」、「登録する」など、
お客様の目的に合わせるといいでしょう。

②コンパニオンバナー

コンパニオンバナーとは、YouTube広告(インストリーム広告)再生時に画面の右上に表示されるバナーです。
このバナーではリンク先のサイトURLを設定できます。
※表示対象はパソコンのみです。

③自動終了画面

自動終了画面とは、動画の最後の5~20 秒の中の任意のタイミングで、
「他の動画または再生リスト」「チャンネル登録」「チャンネル」と訴求できるCTAです。

④サイトリンク

サイトリンクとは、サイト内の特定のページへのリンクを広告にテキストリンクとして追加表示できるものです。
例えば、「費用に関して」というテキスト見出しなら費用が掲載されているページに遷移させるように設定ができます。
サイトリンクは最大4つの表示が可能です
※表示対象はモバイルのみ

CTAの箇所
出典:クリエイティブに関するガイドライン

まとめ

YouTubeのインストリーム広告は嫌われがちですが、リーチ数は大きく、認知させること・アクションさせることが可能です。
インストリーム広告で結果を出すには、魅力的なクリエイティブの作成と適切なターゲティングの設定、今回紹介したCTAの設定なども重要になってきます。
個人でチャレンジをしてみることも充分に可能ですが、時間も費用もかかってしまいます。

「とにかくYouTube広告で成果を出したい」という方へ。
弊社は、サービスへの問い合わせ、商品の購入、会員登録、チャンネル登録を目的としたYouTube広告の実績があります。
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